トランプの奇術師 ♣️

マジックの雑談、日頃感じた事など

ルーツを探る

昨年、乃木神社に久しぶり行った際は、幼少の頃、横に並ぶ赤い鳥居で遊んだ憶えがあって懐かしく思ったのですが。。先日、それよりも以前の姫島神社に行ってみたら、最初、んー、どうかなぁ、という感じでして。。でも、帰り際に、もう一度と思って振り向いたら、大きな木と本殿の構図に覚えがある感覚が蘇ってきました。。

 

なにぶん3才までの記憶なので、もう限界領域だと思います。。住んでいた所を見つけようと、事前にインターネットの地図で3ヵ所ほど目星を付けて回ってきました。。小学生ごろまでは帰省で行った事があるのですが、借地に建っていた古い家はもうなく、少しぐちゃぐちゃした道路の地形を探しながら、同じ姓の家が2軒向いに並んでいたので、多分この辺だろうなぁ、と。。

 

姫島は、元々、比売島と古事記に記されており、淀川の河口に80ほどあった小さな島の1つだったそうですが、奈良時代に開墾されて陸続きとなり、大正14年大阪市編入時に姫島となっています。。姫島神社は、戦争で焼野原となった所から出発したため、やりなおし神社、と言われ、樹齢900年の大きな木は、再出発の木、というそうです。。石碑に同じ姓が、数えたら 30 ほどありました。。

 

淀川べりのお墓にも行ってみたのですが、やはり同じ姓が多く、こちらも確かこの辺だったはずだが、と。。実は、高校か大学の頃、お墓の分離、という事に付き合わされまして。。先祖代々の多くの方が眠るお墓から祖父と祖母のお骨だけを抜き取るのですが、お坊さんが手を突っ込んでいくつか取り出して、これでヨシ、という事でした。。その後、元々のお墓の方は、永代供養でなくなっています。。

 

でも、お墓はあまり早く整えない方がいいです。。母親が、では、自分の墓になるから、と言い出して、あちこちの墓地に連れて行かれ、意見を聞かれるもののよくわからず、結局、晴れると海を挟んで出身地の神戸の六甲山が見える、丘の上に作ると自分で決めて。。その後、割と若くして、逝ってしまいました。。

 

ちなみに、母親の実家は、神戸の北、三田に近い道場という地で。。有馬富士が見え、川が流れ、僕は幼い頃、冬に畑でスイカが無いと泣いたそうで、祖母はいつもその事を笑って言っていました。。正月は餅つきをして、おろし醤油につけて食べるのが恒例で、今でも、その新鮮で熱く辛いもちもちした味を忘れられません。。今は、川の反対側へ移転してしまっていますが。。ちなみに、地名の由来は、聖徳太子の時代に僧侶が修行する地だったそうです。。

 

さて、姫島のお墓の横の堤防に久しぶりに登ってみたら、小学校の頃によく見た淀川は全く変わらない流れでしたが、上流に見える人工的な高速道路や向かい側に立ち並ぶ高層ビルは、無かったなぁ、と、風が吹き抜ける中、ここが出生地なんだ、と、しばらくぼやっと眺めていました。。

 

小学生の頃にいた名古屋の興正寺、高照寺、五社宮、塩竈神社は、さすがに覚えていますが、また訪れてみたいな、と思っています。。塩竈神社は、1年間通った中学校の向かいで桜の名所ですが、ここは久しく行っていないので、また。。開校して最初の入学生でした。。

 

今まで東名阪に住んでいまして、数えると引越しは12回もしています。。子供の頃にいた地はどこも懐かしく、住めば都、という想いです。。

 

End

 

ホワイトボックスのすすめ

大学では、機械工学の制御工学というものに取り組んでいた事になっているのですが、実は社会に出てからは、そんなニュートン力学で自然科学の現象を考えるなど、接する事がなく。。でも、近頃、大学に顔を出すと、制御研、と言ってもらえるので、少しその後の空白を埋めたいなぁ、と思っていまして。。

 

先日、化学プラントの制御をされていた、学生時代は机を並べていた先輩にお聞きしましたところ。。制御対象のプラントを大きく揺らす同定試験などは出来ないでしょうから、どうするのかと思っていたところ。。あぁ、そうなんだ、と少し納得出来まして、まあ、昔学んだ知識でも大枠なら分かるかも、といったところです。。

 

学生の頃は、現代制御理論というのが出てきた時代でして、これは制御対象をこと細かく数式モデル化しよう、というアプローチで、ホワイトボックスモデルと言われます。。それに対して、それまでの古典制御理論はブラックボックスモデルで、内部構造は分からなくても、こういう入力を与えればこういう出力をする、ということで制御対象を外から見てモデル化していきます。。

 

ただし、現実的には、どちらのアプローチでもあんまり変わらないのではないか、と、思っていまして。。というのは、可制御可観測、あるいは、不可制御不可観測という考え方があるのですが、これは、どこを計測できて、どこを触れるか動かせるか、という事なのですが。。だいたい、センサーで測定できる所は決ってきて、触れるところのアクチュエータは限定される、と思うからです。。理論的には少し違っても、チューニングしていくと、現実的には、そうは変わらないのではないか、とも思っています。。

 

しかし、このホワイトかブラックか、という概念は、色んな面で重要と思っていまして。。例えば、工場などで何か改善をしようとすると、これは当然ホワイトボックスの方がいいのです。。何故?と真因を特定していく様な事は、まさに、ホワイトボックス化の思考に違いありません。。

 

しかしながら、このホワイトボックス化のアプローチができる様な環境であればいいのですが、多分、世の中は全てそうではなく、もうどうなっているのか訳がわからない状況や、人の頭やプログラムに入っていて何も言ってくれないとか、ほっておくと、だんだんと、ブラックボックスの方が当たり前になってくるのだと思ってきています。。無秩序化のエントロピー増大の法則なのかもしれません。。

 

最近は、監査、監査とよく言われる様ですが、そんな監査なんかしなくても、日頃からやり方をきちんと決めて、標準を作って、きっちりやれば全然問題ないのではないか、と思っていました。。ところが、実は、それだけでは、どうも不足するみたいです。。

 

というのも、元々設計で最近品質管理をされている友人と話をしていると、海外工場では海外の部品も使うので。。これも、なるほど、と思って。。どうも、ホワイトボックスを強要するのは大変で時間がかかりそうです。。そこで、とりあえず、ブラックボックスの状態で何とかして、その間にホワイトボックス化を進めるのだろうか、とか、なんとなく思ったりしています。。それと、みんな金太郎飴ではないのでしょう。。

 

さて、当時は、現代制御と並行して、制御対象の数式モデルを内蔵する適応制御とかもありましたが、その後は、ロバスト制御とか外乱対応を重視する理論が出て来て、その発展からH∞制御とかある様でして。。ゆらぎとかやや曖昧なファジーは、学生の頃は未だなく、あいまい理論という確率を使う制御理論がありましたが、それとは少し違う趣きですね。。

 

先日、近くの大学の図書館に久しぶりに行ってみたのですが、以前は、もう少し制御工学の本もあった様に思うのですが、あんまりなくて、制御はあまり流行りではないのでしょうか。。学部の図書館には入れないので、そちらにあるのかもしれません。。母校の図書館にも、機会があれば覗いてみようと思っています。。

 

大学の図書館は、色んな分野がざっと整理されて並んでいるので、何かしら、と、雑学してみるのにはいい環境ではないかと思っています。。制御については、理論よりも、現実での適用方法や手法の方を知りたいのですが。。

 

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無いものを創る

マジックにおいて、創造は、楽しみ方のひとつだと思います。。基本は、道具やネタの製作か、テクニックを磨く事になるのでしょうが、と言うと、なんか生産現場みたいですが。。また、生産管理ではありませんが、どう伝わるかという見え方や心理的な工夫などもあるのだと思います。。

 

学生の頃、人が浮いて消える、というマジックに取り組んだのですが、米国のビデオを色々と何度も見て、多分、こうやっているんだろう、と推測出来たものの、なかなかそれを作って動作させる事は難しいな、という事で。。散々悩んだ末、少し違う方式を考えて、実現にこぎ付けました。。この様なことは、模倣から始まり、いいのか悪いのか分かりませんが、別解を導いた、という事だと思います。。

 

何かもう既に実現出来ているものがあって、追い付こうとする場合は、目標が定まっており、かつ、真似から入れるので、まだ、割と楽に到達できる可能性が高いのではないでしょうか。。

 

それに比べて、まだ誰もやっていない事、世に無いものに臨む場合は。。こんなものがあったらいいだろう、から入るのでしょうから、多分に創造的で。。次に、どう実現しようか、という順序なんだろうと思っています。。

 

ステッキが宙を舞う、ダンシングケーンというマジックがありますが、これは最初に考えた方が凄く、その後は、改良に次ぐ改良、なのではないでしょうか。。

 

それでも、未知の分野は多少は残っていて、後輩が演じたのは、孫悟空の恰好をして登場して、如意棒を宙に浮かして操るのです。。途中で、棒が分裂して2本で宙に舞うかと思えば、最後は、地面に水平に示した如意棒がパッと左右に伸びて、それが、また宙を舞うのです。。これは、最後の部分が特に工夫されていて、実に面白くて、忘れられない演技のひとつです。。

 

余談ですが、孫悟空の空は、梵、シューニャとサンクリット語で言い、自分の命は自分のものだけど、そうでもない、ないものがある、数学の 0 に通ずるのだそうです。。また、悟空のいたずらの落書きなどは、お釈迦様の手のひらの範囲内でしか動けなかったそうですが、お釈迦様は不可思議光という世で最も速い光速で動き、全てお見通しなのだそうです。。

 

さて、我々も、多少工夫をしまして、Aさんが操るステッキを、途中からBさんが操る、空中でA→Bとステッキが移動するもので、これも、先の長い如意棒と合わせて、その後、演じる方を見ていません。。まあ、そんな事をするのは学生だけなのかもしれず、ダンシングケーンは大きなステージでないと演じずらく、割とめんどくさくて、そんなにはニーズがないのかもしれません。。

 

マジックにも特許はあって、昔、メーカ間で特許紛争がありました。。どちらの製品も見ましたが、ほぼ同じでした。。特許庁に友人がいたので、こんなマジックの公開公報があるよ、と教えてくれた事もありました。。でも、マジックは、楽しむ分にはいいのですが、あまり実用的ではないので、こんな事を考えて特許にしてもどうかなぁ、とも思いましたが。。

 

最近、フランス車を見に行ったら、ハイブリッドだ、と言われまして、いやいや、いろんな方式がある様で驚きました。。片や、先日会ったチェコに行っていた友人は、なんと120Kmも離れた工場へほぼ信号無しで、120-130Km/hでカッ飛ばして通っていたそうで。。こういう用途でしたら、HV よりも、PHV が休日含めて良いのでしょうか。。

 

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改善のちから

改善は、原価低減のためにやっているのだ、と思われる節があると思っています。。でも、多分、10%も削減できればかなりイイ方で、20%はとても厳しいのではなかろうか、というイメージを持っています。。それと、在庫を減らして金利を浮かす、とも言われる様です。。

 

これは、ある側面であって、ポイントは、考える現場、にあると思っています。。

 

原価低減を進めるのであれば、製品開発でとんでもない事を考えるとか、生産技術の革新で新しい工法を生み出すとか、そういったアプローチの方が、10%や20%をはるかに超えて、50%の削減とか、それ以上も視野に入ってくると思います。。そのため、改善を行なわずとも、それが得意であれば利益は当然に出て来るのだろう、と思っています。。

 

では、改善が、何故、マジックのごとく少し不思議感を持って語られるのか、それは、現場が現物を見て現実からどうしていくか考えるからであって、それが当たり前の様に普通に身に付いているからに他ありません。。それが、現場に活力を生み、考える事が楽しくなって、もっといいものを作ろう、となっていくのです。。これは、俺たちが考えたんだ、と伝えたくて仕方がない、意気揚々としたQCサークルの発表会を忘れる事はありません。。

 

ボトムアップの力とも言われると思いますが、アップというよりは、もう自分たちで好き勝手に楽しくやっている、というイメージの方が強いです。。そこには、ここが俺たちの現場だ、という愛着や意識があると思います。。やらされている感ではなく、自ら望む感じです。。

 

逆に言うと、何故、そこまで臨んでいけるのか、少し趣味的な世界観もあるのかもしれず、仲間と喜びを分かち合う楽しさもあるのだと思っています。。重なるトライ&エラーや、行き過ぎて改善のし過ぎになってしまう事もあるのではなかろうか、とも思いますが。。

 

これは、例えば、柔道の本を読んだだけでは技を覚えられない事と同じで、現場で習得されるものなんだろう、と思っています。。もう、Made in Japan は少し古いのかもしれず、世界生産でもあるので、Born in Japan でも、目指していくのでしょうか。。

 

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正しいテクニカルターム

最近、言葉が乱れているなぁ、というか、使い方が間違っていて違和感を感じる事が多々ありまして。。品質改善、これは一見ありそうですが、ないのではないでしょうか。。多分、品質向上でしょう。。

 

用語は出来るだけ適切に使わないと、逆効果になってしまう危険性も感じます。。特に、IT分野は。。

 

リテラシーについて、情報リテラシーとITリテラシーのどっちを使うのかな、ITの方が最近の感じがしていいのかな、と思っていたところ。。DXリテラシーという用語もあって、あらら、と。。さらに、GXリテラシーも見受けられ。。学会かどこかで、ちゃんとした定義が欲しいところです。。

 

正直なところ、DXという用語は実態が少しあいまいっぽくて、あまり好きではありません。。だいたい、アナログからデジタルを使う事など、もう何十年も前の出来事で、今更なんなのか、という感じがしていまして。。とりあえず、ITでいいのでは、ITやICTで、もう限界のイメージです。。GXは、意味がくみ取れますが。。

 

この言葉の使い方に乱れがあると、伝わらない、という事になると思っています。。難しい略語を使って、煙に巻いてしまう、というか、わからないだろうから付いてこい、とIT屋さんは昔から言われる傾向にある様に思ったりしていますが、分からない説明では、頼む方からすると頼めないのではないか、と思ってしまうのですが。。どうなんでしょうか。。

 

もう、最近の IT は、なんかピンボケしているのではないか、という気もしていまして。。それに比べて、GAFAM や Fabulous4 とかは、焦点がやはり合っているのではないか、と。。そんな中で、例えば、改善、を押し出せるのか。。安全や KY からフィードフォワード制御や予測制御を考えてみるとか。。人間系を考慮して、ポカヨケ、を進めるのか。。何か、分かりやすくて目指すものがあると、良さそうには思うのですが。。

 

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気楽にマジックを

今日はエイプリルフールでしたが、元々、午前中だけみたいです。。午後からは、種明かしタイムの様で。。起源は、フランスとかインドとか書いてありますが、軽いジョークということだそうで。。以前、この日だけのホームページの企画もありました、Java が流行り出した頃のサイトは、クリックしようとすると絵が逃げて行って、画面が遷移できずに面白かったりしました。。

 

そうそう、マジシャンは、嘘は付きません。。起こり得ない様な事を、科学や技術を使って起こすのがマジックです。。そんなこと、マジックで簡単に出来るだろう!と、言われる事がよくありますが、これは逆で、ネタの仕込み、テクニックの習得、手順や見せ方の検討と、余計に時間がかかります。。

 

千円札を一万円札に変えてくれ!と、言われる事も多々あるのですが、逆なら出来ますよ、と、笑顔でお答えすることにしています。。基本的に、マジックはリクエストに対してはあまり強くはなく、意外性を付く事を本分としていると思います。。最近、このリクエストを行うテレビ番組を見たのですが、もっとスマートにその方の個性的なマジックを普通に見たいと思う部類です。。

 

さて、51番の黒バットが確か傘といっしょに置いてあった、と奥から出してきて、家の前で素振りをやってみました。。日頃、水泳で多少動かしているとはいえ、違う筋肉を使う様で腕はすぐに痛くなり、振りながら多少実戦を意識して顔を固定させようとすると首筋も張ってきました。。これでも、小学生の頃は社宅のグランドで毎日の様に草野球をしていたのです。。

 

社宅は高級住宅地の横で、みんな珍しかった様でよく遊びに来てくれました。。近くに防空壕がいくつも残っていて、その上には凧揚げがしやすい風吹く崖、その横のうっそうとした林での探検や基地の製作など、遊び場には困らない環境でした。。漆の草がいっぱいあって、探検もそれを避けながらでしたが、今は整備されて住宅地に変わっています。。当時は八事遊園地という地で、昔は、本当に遊園地があったらしく、市バスを降りた方から、遊園地はどこですか、と、聞かれる事がたびたびありました。。

 

20年ほど前でしょうか、ずっと会っていなかった同期をインターネットで見つけて、1年しか通っていない中学校の同窓会に呼んでもらい。。その後、6年間通った、正確には最後の年に開校した小学校の同窓会にも行きました。。教頭先生、音楽と体育の先生もお越し頂いていて、とっても懐かしく楽しいひとときでした。。

 

教頭先生は、岡の上の分校でグランドもなく校舎しかなかった様な所に赴任され、開校に尽力された思い出話とともに、これあなたたちが歌ったのよ、と、カセットデッキとテープを持ってこられ。。小学生にしては男女に分かれての混声合唱で、市では初の試みだったらしく。。そういえば、校歌が出来たぞ!と、音楽の先生が勇んで楽譜を持ってこられた光景を思い出し、最初普通に覚えてから、次のアルトのパートは難しかったです。。

 

当時、大阪・神戸や東京から親戚が良く遊びに来て、母親は5人兄妹、父親は3人兄妹でして。。名古屋城熱田神宮、東山動物園あたりが定番でした。。この頃、小学生向けの雑誌を見て、初めてマジックを披露した事を覚えています。。近頃、趣味のテレビ番組でもありましたが、グラスのコップを新聞紙で包んで、なくなる、のが好評でした。。マジックは、出現よりも消失の方が効果があるのかもしれません。。

 

父親の仕事の関係で長島温泉のチケットが手に入ったので、愛車の助手席に乗って良く行き、歌謡ショーは今でもやっているみたいですね。。北島三郎さん、研ナオコさんなど他にも有名な方々は、ここで歌や合間のお芝居を拝見し、座布団に座って食事しながら、こういう気楽な雰囲気の場所はあまり見かけないのではないでしょうか。。残念ながら、マジックを見た記憶はありませんが。。

 

マジックショーは、探すとあちこちで開催されていて、マジック好きの方ならアンテナにかかると思いますが、普通に見かける機会が少ないのではないでしょうか。。漫才やコントの合間に入る事はあるのでしょうが、それも最近は少ないのかもしれません。。もっと、気軽にマジックを見れる環境があるといいのですが。。

 

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ファーストインプレッション

一昨年からマジックを再開し、もうすぐ2年になります。。稽古とも言いますが、練習場所を確保するために、部屋をだいぶと整備してきました。。ちなみにですが、使う用語で出身が分かったりします。。学生出身マジシャンは、多分、自らの練習に励みたくなるのです。。

 

7畳ほどの洋間ですが、前面左右移動の背の高い本棚と、本棚代わりと道具入れのラックが4つ、学習机が2つあって。。研究用に、32インチのテレビと、ビデオはVHSとベータ、DVDとHDDです。。マジック用のテーブルが、最近適切なのがなくて探しがてら4つも置いてあります。。お決まりの確認用のスタンドミラーと、スマホ撮影用のスタンドも。。

 

これでも、練習するスペース確保に整理・整頓をだいぶやりまして、さながら 5S です。。これは、改善の第一番目のステップとして分かりやすいのか、よく市販本でも見かけますね。。それでも、あれはどこに置いたのだろうか、と、いつも探しています。。仕舞いすぎたり、似たようなものを分散してしまうと、難なのかもしれません。。

 

さて、その順番ですが、まず古本屋へ持って行って1万円を超えました。。売りすぎたため、単行本だったのが文庫本で出ていたりして、少し買い戻したりしています。。次に、押入れ、そして、机の中。。昔の車のタイヤチェーンが2つも出てきましたが、最近は雪道には行かないので。。名刺は、昔のものを見て、どうされているのだろうか、と実に懐かしいです。。

 

肝心の演技の方は、だいぶ慣れてきた感がありまして、ミリオンカードはひとまず完成です。。8分ほどのやや長めの手順ですが、この種目は、演目とも言いますが、カードがどんどん出て来て息を付く暇がないので、多分、見られる方も多少の集中力を要求され、上手くいけば惹きつけておけるはずです。。でも、1種目で通すのであれば、これくらいの長さが限界と思っています。。

 

色々と気を付けている事はあるのですが、まずは登場を卒なく、と思っています。。本当は、喜劇みたいなもっとツカめるアクションがあった方がいいのですが、それはどなたかに。。車の試乗レポートなどでもありますが、ファーストインプレッションですね。。板付きは幕のあるステージでないと出来ないので、だいたい上手から歩いてです。。一度、セリで、トーチに火を付けて上がって来たいのですが、そんな学生みたいな事はもう。。

 

でも、再開する時に思った学生時代のやり残しは、だいたい実現出来た様に思うので、実はもう満足気味なのです。。コンテストに出るつもりもないですし、まあ、今後はお呼びがかかればくらいで、少し研究的な事を模索しようかな、と思ってきています。。

 

再開後の実績は、きっちりした舞台は3度で、大阪・高槻・犬山、レストランのディナーショー、後輩がお店の店長での同窓会ステージ、マジックイベントでの自治体の大教室ステージ3回、友人のライブハウス2回で、計10回です。。1つの種目でこれだけ何回も出演した事は初めてです。。学生の時の様な内容の濃い練習は出来なかったので、本番を通じて振り返りながらアジャストしていって、ひとまず完成とします。。

 

その先にチャレンジしようと思っていたのは、ダンシングケーン復活、4つ玉の新ルーティン、ミリオンカードの他との組合せなどですが、またそのうち、その気になったらで、少し休憩を。。

 

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好きな車

以前、フランス車が好きな友人から、一度欧州車に乗ってみるといいよ、と言われ。。それならお試しにと、いくつか試乗してみて、フランスよりは普通そうなドイツかな、ドイツはどんなものか少し気にはなるし、当時値段が比較的お手頃なもので、と買ってみました。。

 

ボディーカラーが良く。。微妙な光沢があって、お日様のあたり具合や、晴か曇りかでも、若干渋めの緑色が見た目少し変わるのです。。そのおかげで、スーパーに駐車した折には、コインで擦られて傷を付けられたり。。タイヤに釘を差し込まれた事もあって、幸いスペアタイヤがテンポラリーではなく同じものだったので交換し。。最近は、スペアタイヤはないですね。。

 

問題は燃費で、加速は良かったのですが、その反動でガソリンスタンドにたびたび行かないといけなくて、あぁ、またか、という具合で。。エアコンのロスも、大きく。。それと、スピードメーターの表示が200Km/h以上あって、街乗りでは、見ずらいのなんの。。

 

さらに続く問題は、エンジンの空冷ファンが止まらなくなったかと思えば、極めつけは、横浜の青葉台辺りの交差点のど真ん中で動かなくなりまして、焦ったのなんの。。動かないのは、車ではない、と言われてしまい、手放しました。。

 

今までで、お気に入りのタイプは、少し荷物も詰めて恰好もいいハッチバックですが、最近は、ハイブリッドの SUV に乗っています。。気持ち大きいのですが、運転席からの視界も良く、運転しやすく気に入っています。。

 

近くにフランス車のお店が出来たなぁ、と思っていたので、先日ふらっと行ってみました。。以前試乗のメーカとは違いますが、だいぶと走る様になっていました。。ガソリンかディーゼルどっちですか、と聞かれ、なんか懐かしい気がしましたが、ディーゼルならそこにあるので、と言われ、それで。。

 

デザインはなかなかおしゃれで、傷付けられないですか、とお聞きしたら、そんな事はないですよ、と。。車を走らせてみるのも面白いのですが、おしゃべりするのも楽しく、冷やかしになってしまうのかもしれませんが、また、何かに乗りに行ってみようかと思っています。。送りハンドルに何か言われはしないか、と少々気にはなったのですが、大丈夫みたいです。。

 

イタリアやスウェーデンもありますが、台数が多そうなフランスとドイツでしょうか。。あぁ、最近、中国もありますね。。EV は、給電アダプターの形状が変わりそうなので、これもまた大変ですね。。

 

今までに乗った愛車の中で、直感的にこれが良かった、というのがありまして、中古屋さんに持っていかれる時、去っていく動き出した瞬間は本当に残念な思いがしました。。

 

その後、街で見かけると懐かしく感じましたが、最近、もう出会う機会が減っています。。初期バージョンが、ハンドルが持ちやすく特に良かったのです。。また、そんな車に出会いたいものです。。

 

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尊き、ひらめき

マジックにおいて最も重要な事は、創造性の発揮、だと思っています。。ただし、何か思い付いただけでは演技にはならないと思うので、見て頂いて不思議になるところまで落とし込みが必要なんだと。。それは、ネタの作り込みであったり、技を磨く練習であったりするのだと思います。。

 

昨日のマジックショーのトップバッターの方の演技を見て、いやー、なかなか良く考えていそうだなぁ、と思い。。動作も実に自然で、何かやっていそうな雰囲気を全く感じさせないところも素晴らしく。。自分の演技もあったので、気になっていた直前の方は拝見できず、また機会あればと思っています。。

 

AI の時代が到来しつつありますが、実は、AI はそんなに賢くないのでは、と思ったりもしています。。なぜなら、それは、未知の事に出会った時、対応できない、ことが往々にしてありそうです。。自動運転で、自転車が飛び出してくる場面を学習していなかったみたいで。。

 

人であれば、例えば、入学試験や何かの資格試験で、今までに学んでいなかった事であっても、集中力から、あっ、こうかも、と何か思い付いたりする事があると思います。。ただし、どうも現時点の 第3世代の機械学習の AI では、そんな創造性の発揮は難しのかもしれません。。

 

今まで学習してきた範囲で、それは人よりも超莫大な量をインプットしているのでしょうが、あくまでそのお勉強の中から、類似や抽出、組合せに近いところを Deep Learning (深層学習) としてやっているのではないでしょうか。。

 

そうだとすると、今の AI の少しだけ先を考えると、いかにお勉強を効率化させるか、ではないか、と。。知らない事がない様に、とにかく広い範囲を短い時間で学習させる。。そのためには、実際のデータだけを読ませるだけではなく、テストデータを作ってそれを読ませる、シミュレーション的な事の活用が検討されている、のだと思っています。。

 

自己で新しい場面を経験として取得していく事も強化学習などあると思いますが、次の第4世代の AI は、もっと創造的な、ひらめき、がテーマなのでしょうか。。そんな事が出来るのか、よくわかりませんが。。

 

End

 

情熱と笑顔

調べてみますと、鋳物が作れた程度から自動車の開発に着手したのは、1933年(昭和8年)ですが。。ジャストインタイムという言葉は、もうこの頃、遅くともその5年後の新工場建設の時点でもうあった様です。。

 

エンジンの開発を今は製鋼所の地で行い、生産を開始した時は未だロット生産でした。。1938年新設工場で1個流し生産に挑戦していきますが、それにしても、5年間で開発から量産へと猛進したベンチャーの様な勢いで、その立ち上がりの情熱や熱意、そして凄い集中力を感じざるを得ません。。

 

大量生産をはじめたのは Ford ですが、人が動き回るのではなく、作るモノの方を動かそうと、ヘンリー・フォードに遡り、約25年も前の1908-1913年(大正2年)です。。この頃、テイラーが科学的管理法を発表して、生産現場のマネジメントが生まれています。。

 

自動車は組立てられ完成しますが、そこへ至るまでに多くの部品生産があり、それらと同期することが当時は出来ず、中間在庫があちこちで積みあがった様です。。車種も限定され、この量産されたT型フォードが走るのを見られて、日本にも自動車の時代が来る、と思い託されたのがきっかけですが、1930年に国産自動車を見ずに、織機の発明王は他界されてしまいます。。

 

Just In Time は、1個流しの生産でムダのない同期を実現する構想で、後工程はお客様、と言われるスーパーマーケット方式の後工程引取り生産を基本とする方式になっていった様ですが、フィロソフィーと言われています。。

 

必要なものを必要な時に必要なだけ、と、JIT を実現させたツールが、かんばん、ですが、これはまだ工場にコンピュータが無い時代の1963年(昭和38年)から使われています。。秘密にしておくため、ワザと分からないネーミングにした様です。。ここに至るまで戦争を挟みますが新工場完成から25年もかかっており、愚直な思考と弛まぬ努力がそこに到達させたのであろう、と、その粘り強さに感嘆しています。。

 

戦後は、米国と日本との生産性は9倍の差があったそうで、日本人9人がかりでようやく米国ひとり分だったそうです。。そんなところから挑み進めて行ったのです。。1990年に、M.I.T.が分析した頃は、マジックの如くに見えたのではないか、と思います。。

 

どうも、このジャストインタイム は、中途半端では導入出来ず、全体に及ぶ様に思えています。。完成していった時は、きっと笑顔だったのでしょう。。マジックもそうですが、The originallity is strong...

 

End

 

Mr.Robot

打合せで何か問題提起すると、じゃあ、それやってみて、と言われる事があるらしく。。言ったもん損、というそうです。。もっとこうやった方がいいのでは、とか、そうではなくてこうじゃないか、とか、何か意見とか感想を返してもらわないと、ディスカッションにはならないんだろうな、と。。でも、本当に自分がやりたいことの提案であれば、それも良さそうだな、とは思いますが。。

 

それと、右から聞いた事をそのまま左に言う、という事もあるそうで。。これは、ひょっとするとあまり考えていないのかも、と。。どうも、オウム返しに近く、人のロボット化が進んでいる様な気がしてなりません。。でも、伝言ゲームというのもあって、だんだんと元の話と違ってくることもありますね。。

 

どもありがと Mr.Robot、という歌が学生の頃、流行りました。。これは海外進出を始めた日本人がロボットに見えた、という事を揶揄したと聞いていたのですが、何やら違う意味があるそうで。。

 

歌で、誰かのカバーというのがありますが、本当にその方のものになっていると、それはそれで素晴らしいな、と思います。。マジックでも、昨年、東京で島田晴夫さんのドラゴンイリューションのカバーを見て、もう、泣きそうになりました。。でも、島田晴夫さんの個性は、相当なもんだったんだなぁ、とも。。

 

さて、SE は、とにかく伝わる文章を、できれば響く表現で書きたいなと、と思っています。。これは、多分、国語力よりも、何を分かってもらいたいか、ではないかと思います。。できるだけ簡潔にスッキリと。。まあ、提案やプレゼンだけでなく、チラシやマニュアルなどもそうでしょうが。。最近は、AI もあるので、何か入れると良さそうな文面が校正されて出てくるみたいですが。。

 

でも、ついつい自分の事を言うことが優先してしまうみたいで、紹介や提案などは、何が良くなるのか、利用イメージが湧かないと、顧客視点が欠けていると、立派に書いても、あまり伝わらないのでは、というか、わからなくて、だんだん読む気がしなくなってきます。。

 

以前、NC機を並べる中で、ロボットを入れてみようか、と買ってみたのですが。。まあ、なんかティーチングとか言って、決まった動きしかしないので、つまらないなぁ、と思いました。。プログラミングする訳でもなく。。最近は、AI もあるでしょうし、だいぶと賢くなっているんだと思います。。

 

コンピュータが出来てきた頃、人がいらなくなる、とか言っていましたが、全然そんな事はなく、IT に人が使われる時代だと思っています。。次は、AI の時代で、これまたAI に使われる事になってしまうと、まあ、しんどそうだなぁ、と。。危惧しているだけで、人が楽になって、より創造的な事が出来るようになるといいのですが。。

 

End

 

明後日を良くしよう

何事も、やりながら考える、という事はあると思います。。スキーを初めて滑ろうという時、自転車に乗ってみようとする時、そんな身体の感覚に頼るものは、特にそうなんだと思います。。マジックも、多分そうです。。

 

ですが、少し出来る様になってくると、どうしていこうか、と、だいたいプランを考える様になります。。ボーゲンは出来る様になったので、少し板を合わせていこう、そのためにはどうすればいいか、と。。そして、徐々にパラレルに持っていこう、次の目標は、もう少し急斜面とか、コブにチャレンジしよう、とか。。

 

始めて経験することは、多分、試行錯誤しながらになりますが、基礎を習得できれば、状況が分かってきたら、早くそこから抜け出して計画型へ移行することが、ものの上達への近道だと思っています。。初めてのマジックでも、カードの扱いに慣れてくると、次に習得するためのプランが描ける様になります。。

 

ただし、計画が夢になってしまうと、なかなか遠すぎて到達しにくくなると思います。。柔道を始めた頃に、巴投げをやりたい、と言っても、そんな難しい捨て身技を出来るはずがありません。。関節技も、訳が分からないので無理です。。まずは、大外刈りくらいからで、次に、一本背負い程度が目標ではないでしょうか。。

 

実現性のある目標、これを達成するための計画が重要と考えています。。あまり品質管理の用語を使うのもなんですが、PDCA は、Plan から開始されるのであって、Do からではありません。。全くの新規開発でもするのであれば、思い付いたものを Do する試行錯誤も必要だと思いますが、エジソンが電球を作るのに何の材料を使えばいいか、とか。。でも、日頃からやっていて、もう状況がある程度分かっているものは、Plan からのアプローチで間違いはない、と思っています。。

 

それと、日頃からやっている事でも、ついついルールとか、やり方、方法などを決めずに開始すると、これどうするの?、となって、まあ、非効率極まりない状況に陥ります。。やるたびに、思い付きの様に違う事になるのも大変で。。なんか適当にやってしまう事も多いのではないでしょうか。。ルールを決める人がいなかったり、案をいくつか作り考える事もなければ、まあ、バラバラになるでしょう。。

 

これをきちんとやるために、基準とか標準とかを考えて、計画的に進められるかどうか、で。。多分、ライン的な事は、この方法が強いのだ、と思っています。。創造性の発揮が必要な局面では、これとは少し違う面もある、とは思いますが。。

 

でも、計画が大切と言っても、やっているうちに、何かいいアイデアを思い付く事は多々あるので、それはそれで取り入れていく柔軟性が必要だと思います。。画一的に、最初から、こう、と言っても違ってくるので。。まあ、それが、サジェスチョンであり、改善なのかもしれせんが。。

 

明日を良くする計画でも考えましょう。。適当に、何か動いていれば、とりあえずやっているだけでは、明日は多分良くはなりません。。掛け声も重要かもしれませんが、どうすれば良くなるか、考えないと良くはならず、ほっておくと、エントロピーは増大していく事に間違いはありません。。少し考える時間を取って、明後日を良くしよう、くらいの方が好きですが。。さて、マジック道具を適当に放り込んでいる、押入れの整理がそろそろ必要です。。

 

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思考と論理か

GDP が、ドイツに抜かれてしまって。。その強さはどういうものか、日本とどう違うのだろうか。。従妹の旦那のドイツ人は、一緒に帰国してしまったし。。誰かドイツに行った人でも近くにいたらいいのになぁ、と思っていたのですが。。でも、いないので、考えていたら、ふと思い付いた事が。。

 

簡単に書いてしまうと、思考力と論理力ではないか、と。。マジックでも、何でもそうだと思うのですが、考えつくした所に良さが発揮される、と思うのです。。その思考の強さが、そこに反映されるのであろう、と。。企業においても、多分、得意分野があって、それはそこの思考力が優れているのだろう、と思ったのです。。開発が強い、販売が上手い、現場に強い、まあ、色々あるのだと思います。。半導体などは、受託生産の方が強い面もあったりするみたいですし。。発明は、それだけ考えて出来るはずでしょうし。。

 

思考力の強さ、まずもってこれが重要なんだろう、と思っています。。次に、論理力ではないか、と。。ここに、ドイツの強さがあるのではないか、と漠然と思ったのです。。それは、ひょっとすると、子供の頃からの教育に違いがあるのではないか、と。。そうだとすると、そう簡単には立ち向かえないのかもしれない、と、なんとなくですがそう思っています。。蓄積されていて、誰もがそういう論理力のレベルを保持していそうな気がします。。そうでないと、あんな難しいカードゲームを楽しんで出来るはずがありません。。ERP も、そうかもしれません。。

 

高校の頃、模試を学校で受けた記憶があります。。数学は、論理を鍛えなさい、と得点が低くて言われました。。ということで、多分、論理力ではドイツに勝てないので、頑張って思考力をどこかに集中させるしか競える道はないのではないか、と思っています。。まあ、そんなにドイツを気にする必要もないのですが。。

 

さて、マジックもだんだんめんどくさくなってきて、どうしようかな、と思っていたのですが、ミリオンカードを見たい、という声も聞こえて来ましたので、とりあえず、ここに集中してもう少しやってみようかな、といったところです。。でも、ある程度お見せできる所はもうやっているので、まだ成熟していないところを安定化させてものにするか、全くの新技に取り組むか、少し目先を変えて何かミックスさせるか、どうも思考力が必要な様です。。

 

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ゆっくりと?

大阪の交通マナーの良さは、全国でも随一と聞きます。。真っすぐ走っていると、横からちょこっと顔を出してくる事が多く、来るのか、と思って減速せざるを得ないので、その結果、遅くなります。。先日、極め付きは、細い道の半分まで出て来て止まるのです。。そのまま進めないので、停止するしかありません。。そこまで出て来るのなら、さっさと行けば、とも思うのですが。。でも、優先道路は、こちらなんです。。

 

電車でも、降りる前からせわしなく乗って来ようとすることもあって、これもかえって遅くなります。。最近、この注意広告が出来て、その通りかも、と。。逆に、なかなか降りない人もいて、さっさと出て来て欲しいものです。。横浜にいた時、帰りの渋谷では、あー空いた、と思ったら、それは一瞬でまたギューギュー詰めになり、その先でもそんな感じで、どこまでも人がいる、という感じを味わいました。。

 

また、救急車が来ても、ほとんど止まらないので、これが少し不思議で。。サイレンを鳴らしながら徐行して、おっかなびっくりなので、これまた周りが遅くなります。。

 

関東ほど人口が多くは無いので、これで回っているのだと思います。。あまり気にしなくていい気楽なよさもあるのかもしれませんが。。それでも、もう少しスムーズに、とは思います。。

 

最近多いのが、青信号で発進しない事です。。バイクもそうで、スマホでもやっているのでしょうか。。これは、後ろから追突される危険もあるので、なんとかしてほしいものです。。

 

マイペースなのか、急ごうとする逆効果で全体的にゆっくりになってしまう事もあり。。まあ、それでもいいのですが。。

 

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精度を上げる

ミリオンカードの冬の朝練は、手が悴んで。。でも、どこの完成度が低いのかが分かります。。そこで、その技をどうすればもっと安定するのか、と、手を動かしながら考えています。。まあ、寒冷地走行試験みたいなもので。。

 

寮にいた頃、実験車を走らせていた友人が何ヵ月かしたら戻ってくるので、休日だった朝は、フランスパン屋によく行きました。。ところが、車を発進させるまでが大変で。。前に出てウインカーを付けろとか、後ろに回ってブレーキを踏めとか。。さあ、出発と思ったら、前方ヨシ、後方ヨシ、左ヨシ、右ヨシをやらされ。。

 

教習所の教官を横に乗せている様な感じでしたが、ハイ、こうしてぇー、と言ってくれて、パターンが決まっていて、こんな感じで教えると安全でいいのでは、と思いましたが。。

 

車を買い変える時はお勧めがあって、本当は寒冷地仕様車が装備品がしっかりしていて値段の割にイイとか。。車種が決まると、次に、寮に来ていたディーラーの方からお勧めを受けて。。最近は、ムーンルーフが無いので少し淋しい思いをしています。。夏には発進前に熱気が直ぐに抜けて、走らせると開放感があっていいのですが。。

 

ところで、機械加工での精度は、ここからここまでの間の寸法、この公差は軸物であればバイトで削ってから次に砥石で研磨するとか、だんだんと縮めていって製品図面の範囲内におさめます。。ですが、どういう形か、も大事で。。

 

出図したら、これは古いわ、と、直線が少し滲んでいて、はて、どうするか、と、やっていたのですが。。幾何公差の形状公差は、普通、円筒度で指定されているのですが、古い機種は真円度・真直度・平行度の組み合わせになっていたりして。。どちらで書いても作り方は同じなのですが、円筒度がスッキリ分かりやすかったなぁ、と。。

 

エンジンは、カムシャフトを交換する事があるのです。。そのため、カムはいつまでも生産が続きます。。その中でも、30万Kmは走るタクシーのカムは耐久性をアップしてあって、加工箇所が多く実に面倒で。。でも、そんなに生産数はなく、NC機を並べる新設ラインの中に古い専用機が残ったりして。。その時は、タクトもちょっと長めになって。。

 

カムは研削で精度内におさめますが、クランクはさらに1桁違うのでペーパーラップと言って最後に油紙でゴシゴシ擦って仕上げるのです。。これは、専用機をもらって来まして、それをさらに改造してもらったのですが。。生産機種交換時の段取替時間をほぼゼロに、その自働化に成功しました。。これでやろう、ということで、やってみたら出来てしまったのですが、元々の開発元から、どうやってるの?、と電話がかかってきましたが。。

 

プログラムの精度向上は、例外処理の部分が重要と思っています。。ある日、マシニングセンタが、ワークを固定している治具に向かって激突し非常停止しまして、うわっ、こんなことあるのか、という破壊状態で。。はー、どうなるのか、と見た瞬間は途方に暮れる様な状況でしたが。。

 

でも、すぐに飛んで来てくれて、治具の上に乗りあげての復旧作業は素晴らしく、1日かからず動き出しました。。しかし、どうもあやしい、と思って、NCプログラムの講習を2日ほど受けに行って、そのプログラムを眺めたら。。異常処理部分が、おかしいのです。。

 

そこで、試しに工具を付けずに、マシニングセンタをストライカーを弾いて起動させ、途中で、ボン、と非常停止の赤ボタンを押したら、引かないといけない所、見事に違う動きをしました。。間違い探しで、そんなに勉強しないでください、と言われましたが。。

 

若造ながら少しきつく言ったんだと思います、でも、その後、飲み会に誘って頂いて、その時、えらそうに、いい機械を作ってほしいとか、ライン全部の工作機械を作ってほしいとか、熱く要望させて頂いた様な気がします。。

 

さて、マジックの練習は、試行錯誤が大切で。。特に、本番でミスしたところを見直しています。。それと、綺麗に不思議に魅せるために、もう少しこうしたい、というところがありまして。。でも、いきなりそこに到達できないので、まずはこの辺から、と、徐々に近づけていっています。。まあ、考えながらの個別練習と、通し練習の繰り返しが基本ですが、だいぶと、さぼり気味で。。

 

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