トランプの奇術師 ♣️

マジックの雑談、日頃感じた事など

耳学問のすすめ

マジックを30年ぶりに再開していますが、機械工学に接するのも30年ぶりで。。先日、母校の機械OBの集まりに参加しまして、100才に近づく機械設計の恩師がお越しになられず、もう残念で残念で。。またお会いできる機会もありそうなので、その時に備えて。。

 

日本が負けたのは、零戦にターボが無かったからだ!、とお聞きしていまして。。ググっても出てこないので、これは零戦開発を引き継ぐヒコーキ野郎のにいちゃんに聞いた方が早いと思い、052に電話しました。。それは、B-29 だよ、と即答でした。。

 

ターボチャージャーが無かった零式艦上戦闘機は、薄い空気の上空へ舞い上がれなかったのですが。。最後の相手は、爆撃機でした。。

 

続いて、機械加工は分かるか?、と聞かれて、CNC旋盤やカム研、クランクミラー、マシニングセンタなどを並べていた事もあるので、そう伝えると、OK!と言われて。。当時は、そんなにいい工作機械は無かった様で。。そういえば、先生は、日本は構成刃先を知らなかった、ともおしゃっていたなぁ、と。。

 

テクニカルタームを知る事が、その分野を早くマスターする道だと思っています。。

 

マジックもそうで、専門用語を少し知っているだけで、会話が成立します。。その詳しい意味を知らない場合であったとしても、そこからこじ開けていく事が出来る、と思います。。

 

逆に、言葉自体が決まっていない場合にはこれまた大変で、これを何と呼ぶんだ、と、言葉の確認や定義だけで時間を消費してしまい、なかなか本題に進みません。。

 

また、言葉を知っていても、その本質に近い部分まで理解していないと、身体で理解していないと、会話が成立しない事もあります。。

 

マジックも専門用語だらけで、ほとんどが英語ですが、技法などは実際にやってみる事で、会話が深くなります。。これは、僕はこういう風にやっているが、どうやってる?、と。。

 

さて、電話で、公差と言われて、そんな言葉もあったなぁと、実に耳に懐かしい感覚がして、マジックだけでなく、また機械にも折を見て少し接してみようかな、と思っています。。

 

マジックに専念と思っていましたが、少し広げて楽しんでみます。。

 

End