トランプの奇術師 ♣️

マジックの雑談、日頃感じた事など

組み合わせる

一度は、ちょっと出演は無理です、とお伝えしたのですが、なんとかやろうということになって。。僕は、名古屋の隣の大府にいて、ペアを組む相棒は横浜、アシスタントの後輩は和歌山で。。あと、助っ人も必要でした。。

 

チャンピオン大会をすると、プロデューサーから連絡を頂いたのです。。出演が決まり、大阪に集まって作戦会議で。。当時、転居前で空き家の実家に残っていたイリュージョン道具2つは、少し演じ方を変えて使おう。。新しいネタがあった方がいいので、大学を出る時のさよなら公演でやった、ふたりのダンシングケーン。。そして、最初は、僕が椅子に座って、シガレットから4つ玉で軽い雰囲気で始める事にしました。。一応の3部構成です。。

 

少し合わせただけで、六本木で、即、本番でした。。イリュージョンはちょっとタイミングが合わない所もありましたが、ダンシングケーンは割と上手くいき、審査員の高木重朗さんに反応があるのがステージからも分かりました。。相棒が操っている宙を舞うステッキが、空中で僕に移動するアイデアもので。。

 

助っ人は2人、京都の後輩と東京の同期にお願いし、計5名のチームで。。イリュージョンは、何かと人手がいりますので。。シャドーボックスという、影絵から人が現れる箱からふたり出現させ、二人目は、出てくるはずのない演者が登場したのですが、ちょっとうまく伝わったかどうか。。

 

司会は、先の1回目と同じく、土居まさるさんとアナウンサーの南美希子さんで。。

 

実は、それくらいで、2回目のテレビ出演は、あまり覚えていないのです。。あと、終わった後の打ち上げで、高木重朗さんがロープをやられていたことくらいで。。せっかくの機会だったので、もう少し大事にしたかったなぁ、という思いです。。

 

このころからステージマジックは離れていて、昨年、再起して、今があります。。まあ良く再開できたものだと思っていますが、もう10年早くやれば良かったです。。でも、今からでも全力で頑張ります。。

 

End