トランプの奇術師 ♣️

マジックの雑談、日頃感じた事など

新しいスタンダードを

桂三枝さん、今の文枝さんが来られる、と、大学生の僕は胸を躍ろされていました。。

 

マジックの練習で使い慣れた特別講堂に入ると、古ぼけたシートが全部刷新されていて、両側のスピーカーも新しく変わっていました。。超満員で座席がなく、通路に座ったと思います。。

 

MCから、桂三枝さんと同期の文学部教授より一言ご挨拶頂きます、と。。そんな堅苦しい挨拶よりも、と思いつつ。。しかめっつらした教授が上手からとぼとぼ登場されて。。中央のスタンドマイクの所で急に「バァ!」と、大きな声で両手を顔の横で開かれ笑顔でおどけられたのです。。

 

もう会場が爆笑の渦で包まれました。。その笑いがようやくおさまった所で、確か「今の笑いを、緊張緩和の笑い、といいます。これは。。」と、ご説明が始まったのを覚えています。。

 

ところで、先日のミリオンカードで、間に遊びを数回入れてみたのですが。。意外にも、笑いを誘ったのです。。何故、笑いが取れたのか良く分からなかったのですが、どうも、この緊張の緩和の様な気がしています。。

 

普通にマジックをする中で、ちょっとしたアクセントを入れた方が変化があって面白いため、笑いをはじめ何か入れていく事を考えていきたい、と思っています。。主線に伏線を張りたいのですが、そんな新しいスタンダードの模索が、当面の目指す道です。。

 

End